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開咬などの症状を持っている不正咬合の患者さんは、必ずといっていいほど舌癖(舌を歯の間から突き出す癖)を持っています。この原因となっている舌癖を除去せずに開咬の治療を行っても良い結果を残す事が出来ません。つまり開咬の治療は、まず、原因除去療法(舌癖の除去)から行わなければいけないという事です。
舌癖は、食べ物を食べたり飲んだりする時に上下の歯の間に舌を強く突出させます。また、この癖を持っている人たちは、舌が常時上下の歯の間に見えていることが多いのですが、この様な癖があると顎の骨や歯の機能的な咬みあわせを阻害して、不正咬合を誘発します。つまり開咬状態になります。
幼児期の吸指癖からの移行
舌小帯の付着異常
口呼吸を伴う扁桃肥大、アデノイド、鼻疾患
異常に大きい舌
前歯部の喪失 etc.
そして、この舌癖が主に現れるのは、物を飲み込む時、つまり嚥下時に舌癖が現れます。 この様な嚥下を異常嚥下と言います。(さ行・た行の発音時にも舌癖が認められる)
飲食物を飲み込む時に、口の周り(口輪筋)に異常な収縮が見られる
異常嚥下(食べ物を嚥下する際の舌の異常な嚥下パターン)
嚥下の全期をとおして、舌は上の前歯と下の前歯の間にあり、口蓋にはピッタリとくっつかない!
この異常嚥下を改善する為に、舌癖のトレーニングを行ないます。このトレーニングの事をMFT( Myo Fanctional Therapy ) :筋機能療法といいます。
舌癖のトレーニングは 8 つ のレッスンに分かれています。 2〜4週間に一度の間隔で 医院にてレッスンを行います。(1回に付き30分位のレッスンです) レッスンの内容を説明し、一人で出来る様になるまで練習します。
MFTのトレーニングは特に難しいものではありません。舌の簡単なポジションをとる練習です。1日に5分ほどの練習で、正しい舌位を獲得する事が出来るようになります。この正しい舌の位置を獲得する事により、安定した咬み合わせを得ることが出来ます。
舌癖が改善すると、歯並びは何年たっても安定しています。
舌や口の周りの筋肉の調和が得られれば、歯並びは何年たっても安定しています。
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